Twitchでのライブ配信とチャット機能を使用したアートゲーム作品『plutonian_09』
https://www.twitch.tv/plutonian_09
【作品概要】
インターネット上の見ず知らずの人が発する誹謗中傷やネガティブな言葉に傷つけられてしまう人は多い。反対に、自らへの誹謗中傷を糧にしてしまう人もいる。
そして、多くの人にとっては何の変哲もない言葉でも、相手の特性やタイミングによっては相手を傷つけてしまったり、命を奪ってしまうことがある。
言葉は受け取る側の印象が全てなため、自分が発した言葉が自分の意図をはるかに超えた結果を招くことがある。
そんな言葉が持つ恐ろしい力を、体験者がゲームを通じて認識することを目的とした作品を制作した。
このゲーム作品は、配信プラットフォームTwitchにて実際にライブ配信をすることにより動作する。
地球に向けてライブ配信をしている冥王星人に視聴者がコメントを投稿すると、コメントがバーチャル空間内で音声化・物体化して冥王星人の上に降りかかり、配信内容に影響を与えることができるアートゲーム作品である。
【ゲームの説明】
地球に向けてライブ配信をしている冥王星人に視聴者がコメントを投稿すると、コメントがバーチャル空間内で音声化・物体化して冥王星人の上に降りかかり、配信内容に影響を与えることができるゲームです。
どんなコメントでも投稿されれば冥王星人にとっては糧になり、ライフゲージが増えていきます。
短時間で多くのコメントが投稿されると、冥王星人は生き生きと輝き出し、不明瞭で聞き取れなかったトーク内容が明瞭になります。
コメントが一定時間入らないとライフゲージが徐々に減っていき、やがて倒れてしまいます。しかし、コメントが降りかかると冥王星人はよみがえります。
ただし、冥王星人にとって唯一の地雷ワードとなる準惑星「エリス」(Eris)の名を、あるタイミングで投稿すると一発で死に至ります。そのタイミングは、赤い字で「エリス」(Eris)と表示される瞬間です。
コメントを投稿して冥王星人を応援する。
コメントを投稿しないで冥王星人を見殺しにする。
「エリス」(Eris)と投稿して冥王星人を仕留める。
冥王星人の運命は、視聴者たちそれぞれの倫理観に委ねられている。
*コメントするにはTwitchのアカウントが必要です。
*「!」「?」など、一部反応しない記号があります。記号は使用しないでください。
*2時間ごとに自動でリセットします。
*問題が発生したら配信を終了します。
MRゲーム作品『captiveX』(準備中)
【作品概要】
それぞれが属する社会システムや共同体における正義を信仰する人々による正義の暴走が、近年、世界的に増えてきていると感じている。
そうした一方的な正義の暴走は、不毛な争いと分断しか生まない。
そこで作品の体験者が、規則や慣習、正義、常識などに囚われた視点を解き放ち、多角的な視点を獲得することを目的としたミックスドリアリティ・ファーストパーソン・シューターゲーム作品を制作した。
コンティニューやリスタートを実装したリセットが可能なゲームシステム内で、生死を繰り返すFPSゲーム体験。MR技術による現実とバーチャルの境界を舞台にした没入体験。これらを組み合わせることによって、作品の体験者のこれまでの現実感を揺るがす。
そして、能動的な暴力行為によるFPSゲーム体験を、音楽演奏行為による身体性を伴うオーディオビジュアル体験へと自然に転換させることによって、目的を達成することを試みる。
VRゲーム作品『Art Game VR』(スクリーンショットのみ)
この作品の表向きの内容は、プレイヤーの移動によって出現していくビル群のような3次元空間を舞台に、障害物を回避しながらコインを獲得していき、最短でゲームクリアを目指すというもの。
ただ、プレイヤーが移動した軌跡も空間に残るようになっており、その軌跡がやがてゲームのプレイ内容やゲームの目的自体にも大きな影響を及ぼしていくことを意図した作品。
プレイヤーはゲームのシステムが提示する目標から逸脱し、軌跡を使って自由に絵を描くという非ゲーム的な要素を追求することができる。
だが、プレイヤーが自由に絵を描くことを追求すればするほど、逆にゲームのシステムが提示する目標に強く縛られざるを得ないように設計してある。
つまり社会システムからドロップアウトしてみたところで、その社会システムから完全に逃れない限りは、またはその社会システムを破壊しない限りは、逆にその社会システムに強く縛られざるを得ない人生を送るはめになるいうことをゲームでシミュレートしている。
XRインスタレーション作品『Alien Party』
2022年、渋谷パルコ P.O.N.D.2022にて「多種多様な宇宙人たちが参加する地球開催のパーティー」をテーマに、実際のDJパーティー・VR作品・AR作品を連動させたインスタレーション作品『Alien Party』を展示開催しました。
Alien Party VR(作品の超体験にはVR HMDが必要になります)
https://gallery.styly.cc/scene/9084cebd-6c4f-4c72-b7d0-5b3f35fa8be6
Alien Party AR
https://gallery.styly.cc/scene/6e79db56-6a02-48a2-961f-d3299c042673
IJIGEN BOUENKYOU
https://gallery.styly.cc/scene/e11e3f88-a33d-4253-aeda-3f213b3762b3
『Alien Party VR』の紹介映像
『Alien Party AR』の紹介映像
VRインスタレーション作品『Virtual Resort』の紹介映像
DJパーティーで展示したVRインスタレーション作品『Virtual Resort』の映像です。 この作品は、DJが流す音楽にリアルタイムで反応して風景が変化する、クラブ向けのVR作品です。 牛と自分のDJユニット「maguromaru」が当日DJでかけた90年代前半UKレイブクラシックスに合わせて作ったものですが、この動画ではオウテカの音楽に合わせています。 今後は、シーンを増やしてボタンで切り替えられるようにしたり、現場を映すカメラ映像の入力や、VR映像をプロジェクターでミラーリング表示したりして、現場の空間とさらに連動させようと思っています。いずれVR空間複数人同時接続もやりたいと思っています。
「NEWVIEW AWARD 2021」PARCO Prize VR作品『VR CYPHER』の紹介映像
【作品概要】
ヒップホップカルチャーから派生した「サイファー」は、傍観者として音楽をただ鑑賞するのではなく、自らがラップをするプレイヤーとなって、そのコミュニティに参加することに意義があります。ヒップホップカルチャーと密接につながっているクラブカルチャーも同じで、人々が一堂に会して、それぞれがそれぞれのスタイルのダンスで身体表現をしたり、ダンストラックの制作や、音楽・映像を能動的にミックスするDJ/VJなどという形で、コミュニティに参加することに意義があります。鑑賞者自らがアクションを起こすことができるVRならば、ヒップホップカルチャーやクラブカルチャーのそういった意義や、私がクラブミュージックの進化系として捉えている音楽と映像を組み合わせたオーディオビジュアルアートの魅力を、より深く伝えることができるのではないかと思い、この作品を制作しました。
VR CYPHERへようこそ
宇宙人たちが地上で開催しているVRサイファー。 それぞれがそれぞれのスタイルで踊り、音と光を発しています。 コントローラーのテレポート機能を使ってフロアを移動すると、位置に応じて音と光が変化します。 移動して、それぞれの宇宙人たちが発する音と光を聴いたり(見たり)、ミックスしてみてください。 ただ聴く(見る)だけではなく、あなたも音と光を発することができます。両手の人差し指のトリガーを引くと、音と光を発することができるので、ぜひ宇宙人たちとセッションをしてみてください。 それでは参加してみましょう!
作品の超体験にはVR HMDが必要になります。
https://gallery.styly.cc/scene/7f3fca7f-c771-4e1c-870f-3b875af74426